流行りの筋トレ女子に憧れて、筋トレデビューをした方も多いのではないでしょうか?
有酸素運動と違って、キツイ・ツライ・イタイ・クサイ…え、臭い!?

筋トレを初めてから、自分の体臭をきつく感じる方いませんか?

そんな方必見!今回のテーマは、汗のニオイについてです。ニオイのメカニズムを解説し、対策方法をお伝えします!
汗には種類がある

汗は皮膚にある汗腺から出てきます。そして、汗腺は2種類存在し、それぞれ汗の性質や発汗の仕組みが異なります。簡単にまとめると以下のような違いがあります。

【エクリン腺】
全身のほとんどに分布。汗の色は無色透明。
暑い時・運動した時・辛い時を食べた時など、主に体温調節のために汗を出す。

【アポクリン腺】
ワキの下など局所的に存在。汗の色は乳白色で、脂質やタンパク質を多く含む。
ストレス時・緊張した時に限られた部位(ワキの下・手のひら・足の裏など)で発汗する。フェロモンの役割も果たしているとか…

いつも同じ汗をかいているわけじゃないのですね!
筋トレでのニオイの原因はこの汗腺の違いにあるのでしょうか?
汗のニオイの原因とは?

汗腺の種類に関係なく、汗自体はほぼ無臭です。

汗に含まれる皮脂・老廃物・塩分などが、皮膚表面や毛穴の開口付近に存在する菌(皮膚常在菌)によって分解され、腐敗することがニオイの原因となります。

また、アポクリン腺から出る汗には、エクリン腺から出る汗よりもニオイのもととなる成分(脂質やタンパク質など)が多く含まれており、ワキガ臭の原因になります。

汗のニオイを防ぐには、いかに汗に含まれる成分を皮膚常在菌に分解させないかが重要となるのです。
汗のニオイを防ぐポイントと対策

ポイントを3つに分けて、対策方法を解説します。

①かいた汗を放置しない
汗をかいたらこまめに拭き取りましょう。できるだけ皮膚常在菌に分解する時間を与えないようにします。

また、汗の放置は、汗に含まれる塩分などが刺激となって肌荒れを引き起こしたり、汚れの付着・雑菌の繁殖を助長して肌を不衛生な状態へと導いたりします。汗をたくさんかいた後は着替えたり、シャワーを浴びたりして肌を清潔に保ちましょう。

②デオドラント用品の活用
デオドラント用品を上手に活用しましょう。主な作用は以下の5つです。

制汗:汗腺から汗が出るのを抑える
殺菌・防臭:皮膚常在菌を殺菌し、ニオイ(分解臭)を抑える
抗酸化:皮脂の酸化によるニオイ(酸っぱいニオイや加齢臭)を抑える
消臭:発生してしまったニオイを吸着する
マスキング:香りで体臭をごまかす

作用に注目して、自分に合ったデオドラント用品を選びましょう。ただし、制汗剤の多用は禁物です。体温調節・老廃物の排泄など、汗をかく行為は身体にとって必要なことですし、かゆみや黒ずみなどの肌トラブルにも繋がります。使う場面を選ぶようにしましょう。

③汗腺のろ過機能を向上させる
エクリン腺から出る汗の99%は水分です。残りのほとんどは塩分と言われています。

汗は、血液を構成する血漿から作られます。血漿から作られた汗のもとは、導管部(皮膚表面に出るまでの道のり)でミネラルなどの体に必要な成分が再吸収され、ほぼ水分の汗となって出てきます。つまり、汗腺でろ過されるのです。

このろ過機能がうまく働いている場合は、水に近いサラサラとした「よい汗」となり、うまく働いていない場合は、ベタつきのある「悪い汗」となります。体に必要な成分が再吸収されずに「悪い汗」として出ていけば、慢性疲労や倦怠感などの不調にも繋がりかねません。

このろ過機能は、汗をかけばかくほど高まると言われています。運動で汗を習慣的にかけば、汗腺のろ過機能が鍛えられ、「よい汗」をかく体へと変わることができます。

有酸素運動と筋トレで【よい汗】をかこう!

汗をたくさんかくには有酸素運動がおすすめです。会話が可能なくらいの強度で、20分程度継続できる運動を習慣的に行いましょう。

筋トレは無酸素運動に分類され、酸素を使わずにエネルギーを作り出しますが、その副産物として乳酸が発生します。この乳酸が血液中に大量発生すると、汗に混じって出てきます。この乳酸の分解臭が、筋トレの時のニオイを強くする原因です。

じゃあ、筋トレしたら必ず臭くなるじゃん!やめよう!…って思った方、ちょっと待ってください。

「よい汗」をかくには筋トレも必要です。筋トレによって筋肉が増えると、熱を生産しやすくなります。すると、少ない運動でも「よい汗」がかける代謝の良い体へと体質が変わっていきます。ニオイが気になる方は、筋トレ後に汗を拭く・着替えることをおすすめします。

そして、効率良く筋肉をつけるには、プロテインやMBHサプリを活用がおすすめです。筋肉に必要な栄養を手軽に補給することができます。もちろん、それだけでは十分な栄養は摂れませんので、普段からバランスの良い食生活を心掛けてくださいね。